グーチャ・フェスティバル

バルカン半島にあるセルビア共和国で行われる欧州最大のバルカンブラスの祭典

”グーチャ・トランペット・フェスティバル -Guca Trumpet Festival- ”人口2000人の小さな町グーチャでは、8月のフェスティバル期間中に50万の人が訪れ、バルカンブラスが響きわたる。


正式名称:ドラガチェヴォの集い(Dragačevski Sabor Trubača)

開催日:毎年 8月上旬

入場料:無料 (*車で来た場合10ユーロのエントランス料が必要)

宿泊:ホテル・民泊・キャンプ場 多数 (民泊は30ユーロ〜)


セルビア、トランペット、

グーチャ・フェスティバルとは?

セルビアで出会ったロシアTVクルーが作成したダニエラのドキュメンタリー(英語)で紹介されています。

私の事も紹介してくれていて、

冒頭ではボバンがメッセチーナを歌っています。

オープニング・セレモニー

アンバサダーを務めるボバン・マルコヴィッチの挨拶

「トランペットを愛する皆さん。ようこそ、第56回グーチャ・トランペット・フェスティバルへ このを良き日を楽しんでください」

冒頭で流れるグーチャ・フェスティバルのファンファーレと挨拶の後の「ブラボー!マエストロ!」という掛け声が好き


セルビアのバルカンブラスの始まりは、ミロシュ・オブレノヴィッチ1世がハプスブルク宮殿に招待され滞在していた時に音楽の素晴らしさに目覚め、自分の軍隊にもオーケストラを欲したからだそう。彼は軍のオーケストラにその時代の主流の音楽-オリエンタルを特徴付けたものではないものを望み、1831年にウィーンからJosif Slezingerを招いてオーケストラを作らせたのが始まりらしい。Josef Šlezinger, (1794 - 1870), composer, conductorof Jewish origin. ユダヤ系の作曲家だったようです。ミロシュ・オブレノヴィッチ1世の望んだ軍のオーケストラはすぐに表舞台へ立ち、Sumadija郡のKragujevac町へ送られ演奏したそう。


グーチャ村のトランペットの始まりは-Origin of the trumpet in Guca

現在残っている記録によると、19世紀末から20世紀初頭の間にグーチャ村があるドラガチェヴォ地方に、初めてトランペットが出現している。

セルビアの独立、解放を求める戦争が続く中、戦線から戻ったドラガチェヴォの大胆で勇敢な若者たちは、勝利と犠牲の英雄伝を村の皆にもたらした。

彼らの中には軍隊のブラスバンドで演奏していた者もいて、軍隊で過ごした日々が遺していったもの、あるいは思い出として、金管楽器を持ち帰ってきていた。トランペットの豊かな輝かしい音に皆が多いに喜び、彼ら軍隊のブラスバンド奏者たちはお祝いがあると集まるようになった、そうして "コロ"の踊りを初めてトランペットで演奏するようになった。

知られている限りでは、第二次世界大戦中にもこのドラガチェヴォ地方には15のオーケストラがあった。すぐさま、トランペットは地元の伝統の一部となり、皆の日常生活の一部となった。

トランペットの音は私たちが生まれた日を祝ったり、祝日を讃えるばかりでなく、最後の別れ-さようならを捧げる音でもある。


1961年10月14日 開会の演奏 

第1回 グーチャ・トランペット・フェスティバル(ドラガチェヴォの集い)グーチャ村のガブリエル教会で初めて行われた時のTV映像

昔からあった小さいフェスティバルが正式にグーチャ・フェスティバルとして開催された日

ダニエラの家で鑑賞中。ダニエラのパパがトロンボーン奏者がいるのを見て驚いてる。2016年の第56回のグーチャ・トランペット・フェスティバルの映像も後に続く


Gucaの読み方

日本ではグーチャのことを ”グチャ”とウィキペディアに記載され

ほとんどの人がそう読んでいます。

セルビアには独自の文字ツィルリッツァ文字があり、

Гуча → Guca とラテン文字に置き換えあて字されているからです

これは日本語と似ていて、私の名前が

ユウコ→Yukoがラテン文字だと ”ユコ”と記載されるのと似ています

セルビアのみんなはグーチャと言っています

↓↓↓ウィキペディアより フェスティバルの様子の写真は小さいころのダニエラ・オーケストラでした!(ウィキペディアのグチャの記載をグーチャになおして欲しい!)


オープニング・セレモニー

有名な「ドリナのマーチ」の演奏

 DRINA MARCH (MARŠ NA DRINU)

数組のオーケストラを仕切るボヤン・クリスティッチが演奏途中なのに友人に会い挨拶してる、笑


パレードの始まり

-Beginning of Parade- 

曲はカダ・ビ・メ・ピタリ

去年一緒にパレードを歩いたサシャのオーケストラはいつも笑顔が明るくていいです!プラカードを持つ男の子も可愛い


ここで流れる音楽は人々の生活に密接した冠婚葬祭で流れるバルカンブラス

コンペティションでは2曲

ソング音楽部門の伝統的な曲を1曲

ダンス音楽部門ではコロチョチェクを1曲

・スラブ系セルビア人の コロ という踊りの曲

・ロマ系セルビア人の チョチェク という踊りの曲

レストランやコンサートでは

エミール・クストリッツァ監督の映画音楽でお馴染みの曲や流行曲まで

オーケストラ達により所せましと演奏される

陽気で楽しく、時に哀愁を感じさせながら、皆で歌い、踊り、笑い、語り、時に泣いて怒って。バルカンブラスと人生を共にするセルビアの人。

曲はSVILEN KONAC(スヴィレン コナッツ)


コンペティション!!

みんなとの出会いの中に、音楽と人の深い繋がりやルーツを、バルカンブラス、ロマ、セルビア人の音楽と言われるジャンルの下にあるそれぞれのアイデンティティを感じることができます。

2016年のコンペティションの曲目リストは画像をクリック!


かのマイルス・デイヴィスも訪れ、グーチャの演奏について語っている。

Miles Davis, announced on his visit to the festival 

that he didn’t know the trumpet could be played the way people in Guca played the instrument.